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人類資金初日舞台挨拶 [SMAP/映画・舞台]

13:15の回。1階前後左右まん中ぐらいの席。
左手前方の入口から登場しステージ上で慎吾くんは浩市さんと2人まん中。
慎吾くんが前に一直線だったのでとてもよく見えました。

格好はダークグレーで前襟が黒のスーツ。
会場のファンにお手振りはしてくれてましたけど
SMAPの香取慎吾じゃなく俳優の香取慎吾なような佇まい。
Mのような静かな優しい笑顔を浮かべてました。

監督に世界を救ってくれと言われた、
座頭市をがんばったからそうそうたる人たちの仲間に入れた、
そんなことを挨拶や質問で話してました。
ほかにも話してましたけど見とれすぎてたのか忘れた(笑)。

かっこよかったです。やばかったです。
スラッとしててお顔がちっちゃくてすっきりさんでした。
このところずいぶんと痩せましたよね。
何か仕事に入るのかな。ただのダイエットかな。
何か発表がないかなーとずっとまってるんだけどな。

浩市さんもかっこよかったです。
オダジョーくんもオシャレでかっこよかったです。
ありさちゃんは慎吾くんよりさらに顔がちっちゃくてかわいい!
未來くん髭わさわさ。小さいけど存在感すごくあります。
一徳さんはちょっとボケをかまして会場を沸かせてました。
監督は渋くて素敵。原作者の福井さんまるくてかわいいのよ(笑)。

上映前だからネタバレしたらまずいこともあるせいか
全体的に静かめな舞台挨拶だったように思います。
ATARUの中継とは雲泥の差(笑)。

慎吾くん最後にはけていくときに前方のファンに小さくお手振り。
遠目だったけど私にしてくれたわけじゃないけど
愛を感じてキュンとうれしくなりました。
同じく空間で同じ時間を過ごせたこと、
短かったけどとても幸せなひとときでした。
 
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人類資金試写会 [SMAP/映画・舞台]

jinruishikin.jpg

土曜日に試写会に行ってきました。
珍しく土曜にあったので行けるかなと思い応募したら当選。
出演者の登壇はなし。あったら当選しなかったような気がする(笑)。
観賞後に原作者・監督・社会学者のトークショーあり。
仕事があったので途中で抜け出すつもりだったんですけど、
ジョーダンを交えつつも真摯にときに熱弁になったりで
意外に?おもしろく最後まで聴いてしまいました。


M資金を盗み出してのマネーゲームの話かと思ったらそうでもなくて。
資本主義とか世界経済とかお金に関する難しい点もあるけかもしれないど、
理想を追い求める男のロマンを描いてるような青臭いところもあり
ありさちゃん紅一点なので男くささもけっこう漂ってます。
金融サスペンスな感じはけっこう強いかな。
ハラハラドキドキ。悪人かと思ったら善人。死人も出ました。
かと思ってると貧困・飢餓にグローバリズムといった
なんだかドキュメンタリーを見てるようなところも。
どこを中心に観るかでだいぶ印象が違うかもしれません。

映画のテーマは「10兆円で世界のルールを変えられるか」。
ルールに触れるといろいろたいへんなことが起きるんですよ。
ルールをどうにかするってほんと簡単なことじゃない。
会社でやらかすと飛ばされたりしますけどそりゃそうだなと。
みんな自分たちに都合のいいルールのなかにいたいですもんね。

想いは届くか届かないか。成功か失敗か。
ラストに向かっては手に汗握って祈るような展開に。
やっぱり勝つのはただの紙切れより人の心なんでしょうかね。
私でも世界って変えられる?そんな気持ちにもなりました。
映画だけじゃなく現実もそうあってほしいものです。

M資金のMの意味。人類資金の意味。Mと名乗る男の想い。
それがわかっていくとほんとに必要なところに必要なお金が
きちんと使われてほしいもんだなとしみじみ思いました。
いまの日本にも言えることじゃないかな。

2時間20分いろいろ頭も心も動かされました。
とてもおもしろかったです。
マネーゲームだから〜とかちょっと食わず嫌いになってる人に
ぜひ見てもらってあら?を感じてもらいたいかなと思います。
意外と女性向きですよ。けっこう刺さります。
だから香取慎吾?とちょっと意地悪な見方をしたりもした(笑)。


キャストは石を演じる未來くんの存在感がもう圧倒的にすごいです。
どんどん巻き込まれていく主人公を演じる浩市さんという
シリアスのなかでコミカルもできる主役があってこそなんでしょうけど。
あそこまでやる姿を堪能できるファンがとても羨ましかったです。

アイドルであるということは実に残念なことなのかもしれません。
ジャニ好きがそんなこと言ったらイカンかな。
あれだけのことがやれないとは決して思わないけれど
やらせたいと思う大人はまずあまりいないだろう。
そういう機会にも恵まれてほしいです。


でも、やっぱり私が心動かされたのはMですよ。
Mを演じる香取慎吾が誰よりも何よりも美しいなと思いました。
(ファンじゃないとずいぶん大人になったと感じてしまうかもしれませんけど)
テーマを成し遂げようとし立ち向かった人。けっこうな重要人物です。
思ってたより出番も多かったですしストーリーにも多いに関わります。

Mがどういう人物でどういう背景があってということを知っていくと、
キャラものでいつもニコニコしてるようなイメージではない
内側にあるほんとの慎吾くんを感じとったことがある人だったら、
自然と涙がこぼれてしまうものがあるんじゃないかな。
夜のベランダで佇む姿。Mに慎吾くんがどこか重なって見えました。

監督がこの役に慎吾くんを起用しようと考えたのは
どういうことからだったのかは知りませんけど、
きっとわかってくださってるんだろうなと思えました。
ありさちゃんと仲代さんの役とのつながりもすごくいいんですよ。
ストーリーとは関係ないところでもグッときて監督に感謝でした。
ギャロさん浩市さんがMのいる前で”No Way Out”と言うシーンがあります。
そこはあの曲がつい頭に浮かんでしまいニヤッ(笑)。

Mは小説にくらべるとちょっとソフトでしたね。
もっと怖さがあるのかと想像(期待)してたんですけど。
それを感じさせるシーンがなかったからというのもあるでしょうね。
Mの話ではないですから表現されなくてもしかたがないこと。
それは小説で楽しみましたからまぁいいかな。

と思ってはいても、主人公やとくに石とのやりとりと、
ありさちゃんと仲代さんの役との間にどんなことが積み重なって
大それたことをするMになっていったかも見たい気持ちにかられました。
Mのスピンオフをつくってもらいたいです。ムリか(笑)。




何かのたびにあれこれ深く考えたり分析してみたりするクセを
どーにかやめないといけないなと思ってるんですけど、
ついあーだこーだ書き散らかしてしまいます。
それを木村くん並にしてしまうのが慎吾くんです。

自分は実は香取慎吾のファンか!?とときどき思うんですよ。
もちろんファンですけど木村くん以上にって意味で。
笑顔を見てるだけでたまに涙が出ちゃったりしますから。

でも、以前にくらべると心配は減ったと思います。
なんか言い方は悪いですけど峠は越えたかなというか(苦笑)。
いろいろ安心して観られるようになりました。
人類資金でさらになったかなと思います。

スマステ見ても思いましたけど最近ちょっと痩せましたよね。
何か新しい仕事に入る?それとも気分転換?ただのダイエット?
ペケポンや世にもなども楽しみですがそれ以外もあるといいな。
またスクリーンで何かしてくれないかなと期待してるところです。

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「劇場版 ATARU」観てきました  [SMAP/映画・舞台]

ataru.jpg

観てきました「劇場版 ATARU」。
初日舞台挨拶の中継のある劇場で。

10分前到着でvit発券機が長蛇の列だったので焦りました。
窓口横の臨時?レジに誘導されたので無事間に合いましたけど
ずっと並んだままだったら最初の十数分は観られなかったはず。
初日はみなさんある程度の余裕をもってでかけましょう・・・。


チョコくんのかわいさ、トリオ、チョコくんとラリーさん、蛯名家、
捜査一課の面々、両親と弟、老夫婦などなど
おなじみだったことが盛りだくさんでおもしろかったです。
小ネタはもうひじょーに多かったですね。
それを探すことにちょっと夢中になっちゃうぐらい。
SPEC、トリック、ツチノコ、映画泥棒、いちばんのツボは聖コマツダ教会。

テレビシリーズを好きで見てた人なら充分に楽しめるんじゃないかな。
そうじゃないともしかしたらちょっとキツイのかも?
母が観たら第1話の感想”意味わかんない”再びになる気もする(笑)。
でも、話が進むとシリアスな場面にコミカルが混じっていい感じです。

ストーリーはスペシャルに出てきた堀北ちゃん演じるマドカによって
ATARUが犯罪者になってしまったのか?どうする?な展開です。
謎解きは二の次というか…まぁ流しちゃっていい感じがしたかな。
こうですって説明されてもそうなんだへぇ〜なぐらいで観てました。
その過程でATARUの身に起きるとくに暴力的なことはツラかったですけど。

メインはATARUとマドカのラブストーリーな要素が強いです。
監督も言ってましたけどATARUの心に踏み込んでるので
いままで以上にATARUの感情を受け取ることになると思います。
そこにマドカの想いが重なってけっこうグッときました。
ラストは切なかったです。

でも、ATARUを通して周りも生きてるので誰の視点でも感情移入できます。
マドカを守りたいATARU、ATARUの想いを知りたいマドカ、
ATARUを救いたい舞子、刑事の職務とATARU&舞子に挟まれる沢主任、
冷静で自分の非を認める強さを持つ管理官、罰に愕然とするラリーなど。
あれだけの出演者がいるのにそこはすごいなと思ったところでした。

個人的にいいなと思ったのは松雪さん演じる管理官とATARUが
ちょっといろいろあったあとに心が触れ合うシーン。
ATARUの純粋さについほろっと涙が出てしまいました。


中居くんはもういっさい中居くんではなかったですね。
中居くん的なもの、ぽさ、らしさ、全く感じることなくATARUがスクリーンに。
でも、中居くんが持つかわいらしさはちゃんと生かされてるからすごい。
視覚から感じるすべてに中居正広の要素を消し去って
そのキャラクターになりきるのは当たり前のことかもしれません。
でも、その役者魂に見終わったあと感動がありました。

ただ、沢主任の家で目を覚ましたATARUの意思のある目には
一瞬だけクレバーな中居くんを感じたような気も。
そこだけなんか異様にドキッとしました。

一応これでもうやらないよって感じの流れではありますけど
まだまだ中居くんのATARUを見たいなと思いました。
ぜひ海猿方式(笑)でよろしくお願いします。



映画を見終わったあとは試写会の中継に。
司会はあずみん。豪華ですね。
でも、トークが始まると中居くんがしきり出し(笑)。
爆笑しまくりのとても楽しいものでした。

とくに中居くんと村上さんのトークは最高。
漫才コンビかってぐらいに息がぴったりでした。
お互いに絡みたくてしかたがないのも伝わってくるほどで
ほんとに仲良しな2人なんだなとほんわかでした。






kimuraautumn.jpg

オータムジャンボのポスターを発見。
上のほうだったのでうまく撮れませんでしたけど。
そろそろCMが始まる?もう始まってる?
 
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「ヴィーナス・イン・ファー」観てきました [SMAP/映画・舞台]

VENUS.jpg

吾郎ちゃんと中越典子さんの2人芝居。
休憩なしの100分。


席は最前列で左手(番号前半)。
最前列は「ぼっちゃま」ぶりの2回目ですね。
どちらも1枚で申し込んで最前列。けっこう運がいい?

昨日の記事にも書きましたけど吾郎ちゃんファンのみなさん
ほんとすんませんなぐらいしっかりよく見えました。
けっこう目の前に立ったなぁ。じとーっと見上げちゃったよ(笑)。

途中、やや静かめなシーンで咳をされてた方がいて、
何か病気をお持ちとか体調が悪いとかだいぶお年をおめしてるとか
何かしらの理由があったのかもしれませんけどやや迷惑でした。
一度外に出るとかもっと音をおさえるとかしてほしかったです。
あと、ビニールをがさがさも。イラっとしました。


パンフいいですよ。
サイトやポスターに使われてるあの写真の感じで
吾郎ちゃんのソロショット何枚もあります。
これを見てると吾郎ちゃん吸血鬼どう?と思います。

購入すると用語をぜひ読んでと劇場スタッフさん。
読まないとわからないのか?となったものの読まず(笑)。
聖書、ギリシャ神話、世界史、毛皮・・・確かにわからないことはありました。
詳しかったらもっとおもしろいのかもなーとは思ったけれど
わからないからといってべつに頭がこんがらがることはないです。

2人芝居というものは実は初めての体験だったのでやや不安はありました。
セリフがほとんどとぎれることなく次から次へ繰り出され
立ち位置がめまぐるしく代わっていって。
たくさんの出演者が歌ったり踊ったりも楽しいけれど
2人芝居のほうが目を離すことができない感じは好きかもしれません。
このセリフ量を覚えたんだなと思ったらそれだけで感動もありました。


ストーリーは、マゾッホの小説「毛皮のヴィーナス」を脚色した劇作・演出家と
そのオーディションを受けに来た女優の関係が、
本読みをしていくうちに現実のことか本のなかのことか
あやふやになっていくというもの。
その心理戦が劇中劇のSMプレーなどを通して官能的に描かれます。
(拙い説明ですみません)

劇作・演出家が書いた主人公は自分自身のことなのか。
男は女に支配されたいと言いつつそう仕向けることで優位に立ってるのか。
女優はいったい誰なのか、何が目的でやってきたのか。
女は男の要求に応えてあげてるだけと思わせて本当は愛があるのか。
いま2人のあいだで行われてることは現実なのか幻なのか。

そんなことを考えながら見てました。
すっかり入り込んでしまって110分あっというま。
ひじょーにおもしろかったです。
なんかミステリーやサスペンスを見てるような気分にもなるかな。
最後の女のしてやったりな感じは松本清張的だなーとかね。

シリアスかと思いきや意外と笑いどころは多し。
笑わせよう的なものではなくて。言い方、表情、やりとりなどで。
役を入れ替える(男が女、女が男)ところ好きですね。
吾郎ちゃんちょっと美川憲一さん風に(笑)。
でも、当たり前だけどコントで女役をやるのとは全く違ってて。
不自然じゃない違和感の出し方がさすがでした。


吾郎ちゃん演じるは、演技を指導し役を与えるかの決定権を持つため
優位に立っていたはずが次第に女に支配されてく劇作・演出家。
吾郎ちゃんがパンフの中で「最初はちょっと嫌な感じ」と。
確かに知識をひけらかすシーンは女をちょっと小バカにしてました。
言ってることわかる?とつい言ってしまう吾郎ちゃんを連想させたので
笑いそうになりながらぴったりな役かもねーと思いました。

でも、女が持ってきたコートを着て座るときにお尻で踏まないんですよ(確か)。
長イスを蹴って動かすときもやや動きが硬いし(それはしかたがないか)。
それほかところどころに吾郎ちゃんな優しさを感じるところがあって。
だから、最後に縛られて「万歳!」と叫ぶことになっても
止めを刺された感じがいまいち伝わってこなかったかな。
嫌な男っぷりとかもっとあったらスカッとしたかも。
ちょっともったいないなと感じたところでした。

お相手となった中越さんはすばらしかったです。
いまどきの何も知らない女なのかと思ったら実は頭がよくて
どんどん男を虜にし支配していく女を迫力を持って演じてました。
3役(劇中劇で2役)あったんですけどどれもゾクッとするほど切り替る。
最初に切り替ったときに男が驚くんですけど。同じ気持ちでした。


吾郎ちゃんの見どころはたくさんありました。
SMプレーは堪能してくださいってことで。
思ってたよりは少なかったかな・・・(どんだけ期待してたんだ!)。
蹴られる吾郎ちゃんがよく見えなかったことは残念でした。
長イスがなかったら見えたんですけどね。
でも、長イスでむむむ!なシーンはもう見えすぎなほどよく見えて。
長イスよこっち側にいてくれてありがとうでした(笑)。

女のドレスのファスナーを上げるシーンは官能的でステキでした。
吾郎ちゃんの表情ははっきり見えなかったんですけど
ゆっくり上げてる手や背中から立ちのぼる色気を感じました。
陰の色気。あれは吾郎ちゃんならではのものですね。

いちばんドキッとしたのはTシャツ1枚でいるときかな。
脚はパンツにまだ余裕があるほどとても細いのに
肩幅はけっこうあってテレビよりも全然がっちりしてて男らしい。
その姿で目の前に立たれたときは思わずつばを飲み込みましたよ。

でも、だったらいまの木村くんの逞しさはいったいどんなもんだいと
吾郎ちゃんの横に幻を見てしまったのはいうまでもなし。
どんなときもつい思い出してしまう木村くん大好きな私なのでした(笑)。


カーテンコールは3回。
飛び跳ねてた中越さんかわいくて印象的でした。
吾郎ちゃんも何度も手を振ってくれました。

手を振り返すことはしませんでしたね。
役者・稲垣吾郎が目の前にいて。
SMAPのライブじゃないからやめとこうな気になって。
その分ずっとブラボーの思いを込めて拍手してました。
 
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中学生円山 [SMAP/映画・舞台]

 maruyama.jpg

昨日「中学生円山」観てきました。
初日舞台挨拶の中継のある劇場で。

団地と学校を往復するだけの中学2年生14歳の円山が
団地に引っ越してきた謎の多いシングルファーザー下井と出会い、
妄想の世界と現実の殺人事件などを通して成長していくストーリー。
笑いが多いが涙もあり。アクションも満載でとてもおもしろかったです。


※ネタバレあります。

最初のほうは円山がとにかくエッチな目的を果たすためにがんばってます。
そのための努力を学校でも放課後も怠らず。
するとあることが起きてエロい妄想も見られるようになっていって
妹に見つかったりそういうことに興味を持つ年頃なんだと親が気付いてたりも。
ひじょーにくだらないことのオンパレードではあるんですけど
あぁ思春期の男子ってその家族っていうのはこんなもんなのかなーと。
あとになってつながってくる妄想の中での行為も出てきます。

そこに不快感や嫌悪感をもってしまう方には正直オススメはしづらい。
旦那や彼氏も中学生のときにこうだったの!?息子がいたらこうなの!?
と想像すればなにやってんだコイツって少しは笑って見られるかも。
私は遠慮なくげらげら笑ってたので隣の人は引いてたかも(笑)。

下井が円山の住む団地に引っ越してきて近所で殺人事件が発生し、
下井が殺人事件の犯人では?と妄想するもあるきっかけで2人は親しくなり
円山の妄想の世界はさらにどんどん広がっていきます。
家族や近隣の住人、団地に来る電器屋さんまで登場。

繰り広げられる妄想劇を中村トオルさん、坂井真紀さん、エンケンさんらが
妄想のヒーローとなって演じててみんななりきってて笑えました。
フルーツがモチーフのヒーローとなった円山の父を演じる中村トオルさんが
ゴミ袋を持って走り傷ついた身体から果汁が吹き出したときはもう爆笑。
父はフルーツが好きなんです。円山がフルーツを食べると喜びます。

剛くん演じる下井は不可思議なところが多くてひじょーにおもしろいです。
引越しの挨拶は手作りジャム。ついでではあっても感想をわざわざ聞いてきたり。
最初はなんだか気持ち悪いようなところがいっぱい。
奥さんはいなくていつもベビーカーを押してて、仕事もせず子供と遊んでばかり。
団地内で何度も道に迷い、子供のおむつを上手くかえられなくて、
ベビーカーの方向転換ができないなどの不器用さも。自転車にも上手く乗れず。
分別などきちっとしたところがあって近所の主婦とはすぐ仲良しに。

でも後半になると、その下井が殺し屋との妄想がやっぱり妄想ではなく
ほんとに殺人事件の犯人では?という展開になっていきます。
妄想中心から一変して現実の世界へ。ミステリー映画のような雰囲気にも。
その過程で下井の人物像や素性などが明かされていくんですけど
そこには妻に起きた悲しい事件もあって・・・。
円山の妄想に付き合ってあげるのもそのことが関係してるんでしょうね。
前半に笑った上手く乗れない自転車も2回目のときには涙に。

ラストに向かってはこれがあの不器用な下井なの?と思うほどの
激しいアクションを団地内でくりひろげていきます。
もしやここも妄想なのか?って思うような感じもありつつです。
ベビーカーが武器に変化するところはおもしろかったですね。
でも、それに子供が乗ってたんだなと思うとどこか憤りも。
その報いもあのラストにつながってるのかな。

下井を演じた剛くん。ほんとすばらしかったです。
気味が悪く不器用だった下井から悲しい過去を背負って戦う下井への変化。
円山、(妻と)子供、近所の主婦、警察に対してや過去の円山など
いろんな顔があるんだけれどブレみたいなものはちっともありません。
ファンは絶対に観たほうがいい。って当たり前に観るか(笑)。
役者草なぎ剛の才能と幅広さを改めて感じて感動すること間違いなしです。

ほかにも妹と友人のおじいちゃん、円山の母と電器屋さんのラブも描かれます。
この2つはひじょーにおもしろかったです。
前半のエッチな目的や妄想がダメな人はこっちを楽しむもよし。
エンケンさんが強弱いろいろあってすごかったです。
円山の妄想と2つのラブを対比してみるのもおもしろいんじゃないかな。
女は夢は見るけれどけっこう現実的な生き物なんだなーとね。


くだらない妄想を中心にたぶん見てしまうと思いますけど
要所要所はけっこう奥が深く考えさせられることも多いと思います。

劇中にあるセリフ「妄想は現実を超えたときに真実になる」。
どんなくだらないことであっても努力をし考え続けた先に
見えてくる真実、新たな世界みたいなものがあるのかもしれない。
妄想に浸ることをやめた円山の成長を見ながら感じました。

クドカンさんもあんな妄想をした先に脚本家や監督をしてるいまがあります。
同じようなことをしてるかもしれない中学生に対してのエールと、
同じようなことをしてきたかもしれない考えない大人たちに対しての叱責。
妄想という世界をつかってのゆるいクドカンさんなりの
メッセージが込められてるのかもしれません。



映画を見終わったあとは試写会の中継に。
司会はとくダネの笠井アナ。
初めてだったのでどうなんだろうと思いましたけど
たとえ目の前にいなくても生で受け取れるっていいもんです。

挨拶以外にテーマが「妄想」で黒板に描いた絵の発表も。
今回はやたら絵を書かされてますね(笑)。
剛くんは人参のサーフボードに乗ってサーフィンしてる絵を描いてました。
サーフィンはやったことがないけれど最近そんな夢を見たからと。
でも、昔にSMAPでハワイに行ってやったことを思い出し
なぜか吾郎ちゃんがクラゲにさされて地元の人に助けてもらった話を。
吾郎ちゃんにはとっても迷惑なことが起きました(笑)。

剛くんはほかの出演者の絵にもいろいろとコメントしてたんですけど
話が広がっていかないなんかふんわ〜りな感じで(笑)。
会場からは笑い声がけっこう起きてました。
最後に黒板にサインをと求められてなぜか「クドカン!」と。

なぜ?なよくわからない剛ワールド。
とても楽しかったです。



夜には「スペシャリスト」見ました。
犯罪者側の視点にたち心理を考え刑務所内で集めたデータを活用し
宅間が犯人を導き出して行く様がとてもおもしろかったです。
姉小路の関西弁と一課はいったい何をしてるんだ?など
ちょっと違和感というかひっかかるところはありましたけど(笑)。

剛くんこちらでも変化を上手く演じてましたね。
刑務所内、出所してから、徐々に笑顔も見えて素っぽさが出てきて。
下宿先で見せる顔は猫かぶってるわけじゃなくて本来はそっち?
かわいくお菓子を食べる姿からそんなことも思いました。

お互いに過去の未解決事件から時が止まってる宅間と姉小路。
これからいいコンビになっていくんじゃないかな。
もちろん続編つくるつもりでいますよね?
じゃなきゃ謎を残したまま終わりにはしませんよね。
楽しみにしてます。



昨日は剛くんが濃い1日で。剛担になった気分(笑)。
映画のあとにいろいろと出かけたので脚が疲れました。
寝てたら何度もつってしまって痛かった!
 
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